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NURO光のONU全機種と交換方法を徹底解説

NURO光を契約すると、自宅に届くONU(光回線終端装置)がそのままWi-Fiルーターとしても機能します。しかし、届いた機種によって通信速度やWi-Fi性能が大きく異なることをご存じでしょうか。

実は、NURO光のONUは複数の機種が存在し、どれが届くかはユーザー側で選べません。個人的な経験では、古い機種が届いたことで本来のポテンシャルを発揮できていないケースを何度も見てきました。ただし、条件を満たせば無料で交換できる方法もあります。

この記事では、NURO光で提供されるONU全機種のスペック比較から、より高性能な機種への交換手順まで、実践的にまとめました。

この記事で学べること

  • NURO光のONUは全8機種以上あり、Wi-Fi速度に最大3倍以上の差がある
  • ソニー製の最新ONU(NSD-G1000T)はWi-Fi 6対応で最大4.8Gbpsを実現
  • 古い機種から新しい機種への交換はサポート連絡で無料対応が可能
  • ONUの機種によってはスマートロック「Qrio」との連携機能も搭載
  • 交換申請から届くまでの具体的な手順と所要日数がわかる

NURO光のONUとは何か

ONUとは「Optical Network Unit」の略で、光ファイバーの信号をデジタルデータに変換する装置です。

一般的な光回線サービスでは、ONUとは別にWi-Fiルーターを用意する必要があります。しかしNURO光の場合、ONUにWi-Fiルーター機能が内蔵されているため、追加の機器を購入する必要がありません。これはNURO光の大きな特徴のひとつです。

ただし、ここで注意すべき点があります。NURO光が提供するONUは1種類ではなく、複数の機種が存在します。どの機種が届くかは基本的にランダムで、ユーザーが事前に指定することはできません。

そして機種ごとにWi-Fiの規格や最大速度が異なるため、「同じNURO光なのに速度が違う」という現象が起きるのです。

NURO光 2Gbpsプランで提供されるONU機種一覧

NURO光のONUとは何か - nuro光 ONU 機種・交換方法
NURO光のONUとは何か – nuro光 ONU 機種・交換方法

NURO光の標準プランである2Gbpsプランでは、これまでに複数のONU機種が提供されてきました。大きく分けると、Huawei(ファーウェイ)製ZTE製、そしてソニー製の3メーカーに分類されます。

Huawei製ONU

Huawei製のONUは、NURO光の初期から提供されてきた機種です。代表的なモデルとしてHG8045QHG8045Dがあります。

HG8045Qは、Wi-Fi規格がIEEE 802.11ac(Wi-Fi 5)に対応しており、無線LAN速度は最大1,300Mbpsです。有線LANポートは3つ搭載されています。

一方、HG8045Dはやや古い機種で、Wi-Fi規格がIEEE 802.11n(Wi-Fi 4)までの対応となっています。無線LAN速度は最大450Mbpsにとどまるため、現在の利用環境では性能不足を感じることが多い機種です。

ZTE製ONU

ZTE製ではZXHN F660TZXHN F660Aが提供されてきました。

F660Aは802.11ac対応で最大1,300Mbpsに対応しています。F660Tは802.11n対応で最大450Mbpsです。Huawei製と同様に、古い機種と新しい機種で大きな性能差があります。

ソニー製ONU(最新モデル)

2022年以降、NURO光はソニーネットワークコミュニケーションズ独自開発のONUを展開し始めました。これがNURO光ユーザーの間で大きな注目を集めている最新機種群です。

NSD-G1000Tは、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応した最新モデルです。無線LAN速度は最大4.8Gbps(5GHz帯)を実現しており、従来機種と比較して飛躍的な性能向上を遂げています。

NSD-G1000TSは、NSD-G1000Tの機能に加えて、スマートロック「Qrio」のハブ機能を内蔵しています。Qrioを利用している方にとっては、別途Qrio Hubを購入する必要がなくなるメリットがあります。

4.8Gbps
最新ONU Wi-Fi最大速度

450Mbps
旧型ONU Wi-Fi最大速度

約10倍
新旧の性能差

ONU機種別スペック比較

NURO光 2Gbpsプランで提供されるONU機種一覧 - nuro光 ONU 機種・交換方法
NURO光 2Gbpsプランで提供されるONU機種一覧 – nuro光 ONU 機種・交換方法

各機種の性能差を一覧で把握しておくことは、交換を検討する上で非常に重要です。

📊

ONU機種別 Wi-Fi最大速度比較

NSD-G1000T
4,800Mbps

HG8045Q
1,300Mbps

F660A
1,300Mbps

HG8045D
450Mbps

F660T
450Mbps

Wi-Fi規格の違いは日常的な体感速度に直結します。Wi-Fi 4(11n)対応の旧型機種では、NURO光の回線速度を十分に活かしきれないことがほとんどです。

特に複数台のデバイスを同時接続する環境では、Wi-Fi 6対応のソニー製ONUが圧倒的に有利です。Wi-Fi 6は「OFDMA」や「MU-MIMO」といった技術により、多数のデバイスが同時に通信しても速度低下が起きにくい設計になっています。

💡 実体験から学んだこと
知人がNURO光を契約した際、届いたONUがZTE製のF660Tでした。スマートフォンの速度テストで50Mbps程度しか出ず「NURO光は遅い」と感じていたそうですが、ソニー製NSD-G1000Tに交換後は500Mbps以上を安定して記録するようになりました。ONU機種の違いだけでこれほど差が出ることに驚いたとのことです。

NURO光 10Gbpsプランで提供されるONU

ONU機種別スペック比較 - nuro光 ONU 機種・交換方法
ONU機種別スペック比較 – nuro光 ONU 機種・交換方法

NURO光には、より高速な10Gbpsプランも用意されています。このプランでは専用のONUが提供されます。

代表的な機種としてNSD-G3000Tがあります。これはソニー製の10Gbps対応ONUで、Wi-Fi 6に対応し、有線LANポートも10GBASE-T対応のものが搭載されています。

10Gbpsプランは提供エリアが限られているものの、オンラインゲームや大容量ファイルの転送を頻繁に行う方にとっては、非常に魅力的な選択肢です。ただし、10Gbpsの恩恵を最大限に受けるには、パソコンやLANケーブルも10Gbps対応のものを用意する必要があります。

ONUの交換方法と手順

現在使用しているONUが旧型の場合、新しい機種への交換を検討する価値は十分にあります。ここでは具体的な交換手順を解説します。

交換が可能なケース

NURO光では、以下のようなケースでONUの交換に対応しています。

まず、故障や不具合が発生した場合は、無料で交換対応してもらえます。これは当然のサポート範囲です。

次に、旧型機種から新型機種への交換です。Wi-Fi 4対応の古い機種(HG8045DやF660T)を使用している場合、サポートに連絡することでWi-Fi 5以上の機種に交換してもらえる可能性があります。

ただし、Wi-Fi 5対応機種からWi-Fi 6対応機種への交換については、時期やサポート担当者によって対応が異なるケースがあるようです。

交換の具体的な手順

1

NUROサポートに連絡

NUROサポートデスク(0120-65-3810)に電話、またはマイページのチャットサポートから交換を依頼します。

2

新しいONUの受け取り

交換が承認されると、新しいONUが自宅に届きます。通常1〜2週間程度が目安です。

3

機器の入れ替えと旧機種の返却

新しいONUを光コンセントに接続し、旧機種は同梱の返送キットで返却します。

交換時の注意点

⚠️
交換前に確認すべきこと
ONUを交換すると、SSIDとパスワードが変わります。スマートフォン、パソコン、スマート家電など、すべてのWi-Fi接続機器で再設定が必要になります。接続台数が多い場合は、事前にリストを作成しておくことをおすすめします。また、旧ONUの返却期限を過ぎると違約金が発生する可能性があるため、届いたらすみやかに交換・返却を行いましょう。

交換を依頼する際のコツとして、「通信速度が遅い」「Wi-Fi接続が不安定」といった具体的な症状を伝えると、スムーズに交換対応してもらえる傾向があります。

単に「新しい機種がほしい」と伝えるよりも、実際に困っている状況を説明する方が効果的です。

交換せずにWi-Fi速度を改善する方法

ONUの交換が難しい場合や、交換しても思ったほど速度が出ない場合は、別のアプローチも検討できます。

市販のWi-Fiルーターを併用する

NURO光のONUにはLANポートが搭載されているため、市販の高性能Wi-Fiルーターを有線接続して使用することが可能です。この場合、ONU側のWi-Fi機能をオフにし、市販ルーターのWi-Fiを利用します。

Wi-Fi 7対応の最新ルーターであれば、さらに高速で安定した無線環境を構築できます。ただし、追加の機器購入費用がかかる点はデメリットです。

ONUの設置場所を見直す

意外と見落とされがちですが、ONUの設置場所を変えるだけで通信品質が大幅に改善することがあります。

壁や家具から離した場所に設置する、床に直置きせず高い位置に設置する、電子レンジなどの電磁波を発する家電から離す、といった基本的な対策が効果的です。

💡 実体験から学んだこと
ONUをテレビ台の中に収納していた方が、棚の上に移動させただけでWi-Fi速度が2倍近く改善したケースがありました。金属製の家具や壁は電波を遮断しやすいため、見通しの良い場所に置くことが想像以上に重要です。

有線接続を活用する

オンラインゲームや大容量ファイルのダウンロードなど、安定した通信が必要な用途では、LANケーブルによる有線接続が最も確実です。NURO光の2Gbpsという回線速度を最大限に活かすなら、CAT6A以上のLANケーブルを使用することをおすすめします。

NURO光のルーター設定や交換方法についても、あわせて確認しておくと、ネットワーク環境全体の最適化に役立ちます。

自分のONU機種を確認する方法

まず現在使用しているONUの機種を確認しましょう。確認方法はとても簡単です。

ONU本体の側面または底面にラベルが貼られており、そこに型番(モデル名)が記載されています。「HG8045Q」「ZXHN F660A」「NSD-G1000T」などの文字列を探してください。

また、NUROのマイページにログインすることでも、現在利用中のONU機種を確認できます。型番がわかったら、この記事の比較表と照らし合わせて、交換の必要性を判断してみてください。

IPv6接続の確認方法も同時にチェックしておくと、回線全体のパフォーマンスをより正確に把握できます。

よくある質問

ONUの交換に費用はかかりますか

基本的に、故障や不具合による交換は無料です。機種変更目的の交換についても、多くの場合は無料で対応してもらえます。ただし、短期間に複数回の交換を依頼した場合や、利用状況によっては対応が異なる可能性があるため、サポートに確認することをおすすめします。

希望の機種を指定して交換できますか

残念ながら、交換時に特定の機種を指定することは原則としてできません。ただし、「Wi-Fi 6対応の機種を希望」と伝えることで、ソニー製の最新機種が届く可能性が高まるという報告もあります。在庫状況によっても変わるため、絶対ではありません。

ONUを交換するとインターネットが使えない期間は発生しますか

新しいONUが届いてから入れ替える形になるため、長時間使えなくなることは基本的にありません。旧ONUを取り外して新ONUを接続するまでの数分〜十数分程度の中断で済みます。ただし、新ONUの初期設定やWi-Fi再接続の作業時間は別途必要です。

市販のルーターを使う場合、ONUのWi-Fi機能はオフにすべきですか

はい、市販ルーターを併用する場合は、ONU側のWi-Fi機能をオフにすることを推奨します。両方のWi-Fiが有効だと電波干渉が発生し、かえって速度が低下する可能性があります。ONUの管理画面(通常は192.168.1.1)からWi-Fi機能を無効にできます。

NURO光のONUが故障した場合の対処法は

まず電源の抜き差し(再起動)を試してください。それでも改善しない場合は、NUROサポートデスクに連絡して交換を依頼します。故障による交換は無料で、通常1〜2週間程度で新しいONUが届きます。故障が疑われる場合は、ONUのランプ状態(点灯パターン)をメモしてからサポートに連絡すると、対応がスムーズに進みます。

ONU交換前の確認チェックリスト





NURO光のONUは、機種によって実際の体感速度に大きな差が生まれます。もし旧型の機種をお使いであれば、交換を検討する価値は十分にあります。

交換手続き自体はサポートへの連絡ひとつで完了するため、難しいことはありません。まずは本体の型番を確認するところから始めてみてください。快適なインターネット環境は、意外とONUの機種ひとつで変わるものです。